図 表皮を作るタンパク質ATML1の活性が最外層の細胞に限定される
大阪大学大学院理学研究科 元大学院生の飯田浩行(博士後期課程)、元大学院生の吉田彩香(博士前期課程)、髙田忍助教の研究グループは、植物の表皮を作るタンパク質の活性が胚の一番外側の細胞に限定されるしくみを明らかにしました(図)。本研究の成果は、植物細胞が自分の位置に応じて遺伝子の活性を変える新しいメカニズムの発見であり、植物の形づくりの解明につながることが期待されます。本研究成果は2019年2月13日(英国時間)に英国の発生学専門誌「Development」のオンライン速報版で公開されました。
図 表皮を作るタンパク質ATML1の活性が最外層の細胞に限定される
大阪大学 大学院理学研究科 助教 髙田 忍(たかだ しのぶ)
TEL: 06-6850-5421
E-mail: shinobu_takada@bio.sci.osaka-u.ac.jp