大阪大学の大学院理学研究科・工学研究科・基礎工学研究科・情報科学研究科に所属する学生を対象としたプログラムで、履修生が自らの専門分野の研究を深く追究するだけでなく、視野を広げ、異分野や新分野にも分け入っていける力を獲得することを目的とします。
大きな特徴は3点-1.研究室ローテーション、2.国内研修/海外研修、3.給付型奨学金による学生支援です。
文部科学省により平成23年度から公募が開始されたプログラムで、優秀な学生を広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、専門分野の枠を超えて世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する大学院教育の抜本的改革を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進する事業です。
理学研究科の学生は、
に応募できます。
文部科学省により平成30年度から公募が開始されたプログラムで、各大学が自身の強みを核に、これまでの大学院改革の成果を生かし、国内外の大学・研究機関・民間企業等と組織的な連携を行いつつ、世界最高水準の教育力・研究力を結集した5年一貫の博士課程学位プログラムを構築することで、あらゆるセクターを牽引する卓越した博士人材を育成するとともに、人材育成・交流及び新たな共同研究の創出が持続的に展開される卓越した拠点を形成する取組を推進する事業です。
理学研究科の学生は、「多様な知の協奏による先導的量子ビーム応用卓越大学院プログラム」に応募できます。
新規募集は令和2年度をもって終了しました。
本プログラムの内容は、理工情報系オナー大学院プログラムへ引き継がれます。
大阪大学大学院学則には、博士前期・後期課程の目的として、広い視野に立って精深な学識を身につけること、および高度の専門知識と豊かな学識を養うことを目的とするとあります。特に、博士後期課程の目的には、研究者として「自立して研究活動を行える」能力を身につけることと謳われています。しかしながら、学問を広くかつ深く極めるのは容易ではありません。自身のキャリアパスに合わせて、より深くあるいはより広く極めるかの選択する必要があるでしょう。すなわち、社会に出てから役立つ能力とは何か?との問いに対しては、一人ひとり違った能力を身につけるべきとの回答が正しいでしょう。むしろ人とは違った能力を身につけた方が、これから社会に出て活躍できると言えるでしょう。
「高度博士人材養成プログラム」では、全部で6つのプログラムを用意し、大学院生各々が、自分のキャリアパスに合ったプログラムを履修できるようにいたしました。自分自身の将来を見据えて、どのプログラムを履修すべきかを考えてください。
大学院での教育は、社会に出る前の最終段階において身につけるべき能力の開発を目的にしています。社会に出ると、長期的な視点に立った自分自身の能力開発は困難になります。 社会に出てからの長い人生を有意義なものにするために、大学院生の間に何を身につけておくべきかをよく考えて教育を受けることが肝要です。 大阪大学大学院理学研究科で、このたび新規に開設された「高度博士人材養成プログラム」では、社会に出てから必要となる能力が身につけられるよう、各々の大学院生のキャリアデザインに合わせた教育プログラムを設定しました。 従来の博士前期・後期課程の修了要件とは別の、学位論文研究および将来の進路に必要な能力開発をサポートするためのサブプログラムです。
「基礎理学プログラム」を除く各プログラムの修了要件を満たすことで、博士後期課程を修了する際に、各プログラムの修了認定証が交付されます。ただし、これらの科目は、原則として博士後期課程の修了要件には算入されません。また、博士後期課程に進学しない場合でも、前期課程配当科目を履修できます。
開講科目 ※シラバスはKOANのシラバスで確認してください |
プログラム名 | ||||||
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単位数 |
ト
ッ プサイエンテ ィ ストプログラム |
ト
ッ プ企業研究者プログラム |
高度教育者プログラム
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研究力強化プログラム
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グローバル化プログラム
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基礎理学プログラム
|
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研究者倫理特論 | 0.5 | ○◎ | ○◎ | ○◎ | ○◎ | ○◎ | |
科学論文作成概論 | 0.5 | ○◎ | ○◎ | ||||
研究実践特論 | 0.5 | ○◎ | ○◎ | ||||
学位論文作成演習 | 0.5 | ◎ | |||||
実践科学英語A | 1 | ○◎ | |||||
実践科学英語B | 1 | ○◎ | |||||
海外短期留学 | 2 | ◎ | |||||
***特論S* | 0.5~2 | ◎ | |||||
高度理学特別講義 | 0.5 | ◎ | |||||
企業研究者特別講義 | 0.5 | ○◎ | |||||
科学技術コミュニケーション入門A | 1 | ◎ | |||||
科学技術コミュニケーション入門B | 1 | ◎ | |||||
企業インターンシップ | 1 | ◎ | |||||
高度理系教員養成プログラム開講科目** | ◎ | ||||||
学部・博士前期課程開講科目*** | 0.5~2 | ○◎ | |||||
各プログラム修了要件(科目数) | 4 | 4 | 別に規定 | 4 | 4 | ― |
○:博士前期課程配当科目 ◎:博士後期課程配当科目
* 博士前期課程開講科目に高度な内容を加えた博士後期課程配当科目
** 大阪教育大学で開講されている科目
*** 学部で開講されている科目を博士前期課程学生が、または学部・博士前期課程で
開講されている科目を博士後期課程学生が、所定の履修登録を行って受講する科目
「大学院副専攻プログラム」「大学院等高度副プログラム」は、複眼的・俯瞰的な視点を効果的に身に付けるために、ある学問テーマに沿った授業科目を体系的に構成した教育プログラムです。どちらのプログラムでも、主体的に関心のあるプログラムを受講する中で、異なる専門の教員や学生とともに、実社会や学問の最先端の課題に触れていくことができます。本プログラムでは、各プログラムが定める要件を満たすことで、所属する大学院の課程を修了(修士号取得退学及び博士後期課程・博士課程単位修得退学を含む。)する際に当該プログラムの修了認定証が交付されます。
詳細は大阪大学全学教育推進機構のホームページをご確認ください。