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理学部とは

真理探究の仲間に

ここ理学部には、自然界の驚きに満ちた法則を追求したいと願う人たちが集っており、謎を解き明かした時、そして美しい真理を見つけた時の感動を味わいたい人を歓迎します。

沢山の不思議を胸に秘めて大阪大学理学部の門をくぐって下さい。
ここには世界一流の研究者や皆さんの研究を手助けしたいと願う人たちが集まっています。
そして、皆さんが真理探究の仲間に加わるのを待ち望んでいます。


自然界の謎を解き明かすには幅広い基礎知識が必要

理学部の教育理念

理学部に入学すると、1年間は学科混成クラスで『理学ミニマムカリキュラム』を学びます。
このカリキュラムは、基礎科学のどのような分野に進む人にも必要となる数学、物理、化学、生物、地学の基礎知識を身につけるためのであり、全ての分野の実験も行います。


意欲的な人の能力を更に伸ばす教育プログラム

オナーセミナーの寸景

大学で学ぶ上で何より大切なのは、自ら学ぼうとする意欲的な学習態度です。
大阪大学理学部では「知的能動性をはぐくむ理学教育プログラム」、「理数オナープログラム」など様々なプログラムを進めており、意欲的な人を応援しています。


発展を続ける理学部の附属施設

施設風景

昭和30年から昭和55年にかけて3つの施設が設置され、それぞれ国際的に高く評価される特色ある研究活動を行ってきました。
現在では熱・エントロピー科学研究センター、フォアフロント研究センター、先端強磁場科学研究センターとなり、いずれも発展を続けながら大きな活躍をしています。
これらの研究センターや研究所に属する多くの教員は、主として大学院レベルの教育、研究において現在でも理学部と密接な協力関係を保っています。


大阪大学理学部の歴史

理学部の基礎を築いた博士

大阪大学は、昭和6年に帝国大学として、府立大阪医科大学が国に移管されてできた医学部と、新設の理学部との2学部で発足しました。
このとき理学部が創設された背景には、当時、日本の産業の中枢にあった大阪で、模倣的な工業から脱皮するには「基礎的純正理化学」の力によらなければならないという先見的認識と危機感がありました。


糟粕を嘗むる勿れ

勿嘗糟粕

「勿嘗糟粕」 糟粕(そうはく)を嘗(な)むる勿(なか)れと読み、 “ つねに創造的であれ” といった意味である。

大阪大学理学部は、「糟粕をなむる無かれ」という長岡半太郎初代総長の言葉をモットーに、誰にもまねのできない独創的研究を行い、世界に先駆ける数多くの研究を生み出してきました。
日本最初のノーベル賞に輝いた湯川秀樹博士の中間子論もここから生まれました。