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カリキュラム

理学部の教育理念

理学部では、大阪大学全体の教育理念(教養、国際性、デザイン力)の基に、学生の皆さんが理学的な考え方と自然に対する直観力を養いながら理学の専門知識を身につけていくことを目指しています。
皆さんが自然に対する柔軟な発想と的確な判断力をもち、社会に貢献できる人材に育つことを目標に教育を進めています。

理学部の4年間

1年次では、教養教育系の科目、国際性を涵養する科目、および専門基礎教育科目を履修することになります。

2年次まで理学全般の広い素養を身に着けるために「専門基礎教育科目」を受講します。
数学、物理学、化学、生物学、地学等の理学全般の基礎になる重要な授業と実験が必修科目、選択必修科目、選択科目として配当されています。

また、2年次、3年次では各学科で開講されている専門教育科目を履修し(一部の科目は1年次より)、そして4年次では研究室に配属し、あるいは少人数のセミナーに参加して、各専門分野の最先端の研究を個別指導によって行う卒業研究に取り組みます。

1年次
全学教育推進機構が提供している初年次教育科目

入学した皆さんは、まず異分野の人ともコミュニケーションができる教養を身につけるための「教養教育系科目」、グローバル化社会に貢献できる語学力と国際性を身につけるための「国際性涵養教育系科目」、および理学全般の広い素養を身につけるための「専門基礎教育科目」を履修します。また、一部の「専門教育科目」は1年次から開講されます。

学生参加型のセミナーや実験、実習の授業では、教員と密に接することが出来ます。
※1年次のカリキュラムは、2019年度から新しくなりました。

2-3年次
2-3年次のカリキュラムイメージ
スムースに高度な専門的知識が得られるように工夫された専門教育科目

各学科の専門教育科目は基本的に2年次から始まりますが、どの学科でも基礎概念の理解と考えることを重視した幅広い専門教育が行われます。

初めは低学年専門基礎教育科目と高学年専門教育科目を繋ぐような基礎実験や演習科目が配置され、スムースに高度な専門的知識が得られるように学科ごとに工夫されています。

生命理学コース
今後の発展が期待される生命科学を担う次世代の人材の育成を目指し、従来の生物科学コースとは別に生物科学科の中に設置されたコースです。上の図で示されているように、物理学、化学、数学を充分学んで生命科学にアプローチするという新しい教育の試みです。
4年次
研究室やセミナーにおける最先端の研究の指導

4年次では研究室に配属し、あるいは少人数のセミナーに参加して、各専門分野の最先端の研究を個別指導によって行う卒業研究に取り組みます。

また学部教育を終えた学生のほとんどは、大学院に進み、より高度な教育を受け、研究を続けています。

詳しい授業科目区分などについてはパンフレットでご確認ください。

通常科目では学べない実践重視の教育プログラムも用意

理学部教育プログラムには、より積極的に主体性をもって学ぶ意識と姿勢とを育むことを目指した、演義、演習、実験、実習、セミナー等が多数用意されています。また、理数オナープログラムでは、2,3年次より課題設定能力や創造力を身につけるために、自ら設定した課題について自主研究を行うことができます。これらの特徴的な教育プログラムは、文部科学省に支援されてはじまった教育プログラムにより発展・進化してきたものです。

理学部の授業概要、学生便覧、時間割は、こちら