理学研究科では、2014年度から「アジア人材育成のための領域横断国際教育研究拠点事業」をプラットフォームに、国際共同研究力の強化や国際協働教育プログラムの開設を通じて優秀なグローバル人材の育成を目的として、ダブル・ディグリー・プログラムを実施しています。
ダブル・ディグリー・プログラムは、大阪大学と海外大学がダブル・ディグリー協定を締結し、両大学の教員から研究指導を受け、双方の学位取得要件を満足すことで、それぞれの大学から学位を授与する制度です。現在理学研究科では、博士前期課程と博士後期課程において、多くの大学とダブル・ディグリー・プログラムを実施しています。学位の認定を受けるためには、それぞれの大学に最低1年間滞在し修学することが必要です。派遣・受入学生数は、いずれも若干名です。
ダブル・ディグリーに参加する学生は、プログラムの開始時はホーム大学(送り出し大学)で研究を始めなければなりません。 その後、学生は正規学生として受入大学に入学し、受け入れ大学で学位取得に必要な条件を満たすための研究を行います。その後、送り出し大学に戻り、2つの学位を取得するために研究を行います。 ダブル・ディグリーを授与されるためには、学生は両方の機関の要件を満たさなければなりません。
※ 上記の修学期間は一例になります。詳細は個別の付属協定書”コチュテール”で定めます。
(2024年11月16日現在)
課程 | 協定校 | 国等 | 締結年度 |
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修士 | バンドン工科大学(数学・自然科学科) | インドネシア | 2014 |
アルファラビ・カザフ国立大学(物理工学部) | カザフスタン | 2015 | |
ベトナム国家大学ホーチミン市校(自然科学大学) | ベトナム | 2015 | |
マラヤ大学(代表:理学研究科) | マレーシア | 2015 | |
スラナリー工科大学(理学研究科) | タイ | 2019 | |
パジャジャラン大学(数学・自然科学研究科) | インドネシア | 2021 | |
国立清華大学(理学院) | 台湾 | 2024 | |
博士 | バンドン工科大学(数学・自然科学科) | インドネシア | 2014 |
国立清華大学(生命科学院) | 台湾 | 2015 | |
デ・ラ・サール大学(大学院理学研究科) | フィリピン | 2015 | |
アルファラビ・カザフ国立大学(物理工学部) | カザフスタン | 2015 | |
ベトナム国家大学ホーチミン市校(自然科学大学) | ベトナム | 2015 | |
マラヤ大学(代表:理学研究科) | マレーシア | 2015 | |
国立清華大学(理学院) | 台湾 | 2016 | |
上海交通大学(物理・天文学院) | 中国 | 2017 | |
チェンマイ大学(大学院理学研究科) | タイ | 2018 | |
南洋理工大学(大学院理学研究科) | シンガポール | 2018 | |
ソルボンヌ大学(理工学研究科) | フランス | 2018 | |
ストラスブール大学 | フランス | 2019 | |
スラナリー工科大学(理学研究科) | タイ | 2019 | |
マヒドン⼤学(理学部) | タイ | 2019 | |
IMT Atlantique | フランス | 2021 | |
グローニンゲン大学 | オランダ | 2022 | |
国立台湾師範大学(理学院) | 台湾 | 2023 | |
トリノ大学(博士課程プログラム) | イタリア | 2024 | |
国立中山大学(理学院) | 台湾 | 2024 |
各協定校とのプログラム詳細については大学院係(ri-daigakuin@office.osaka-u.ac.jp)までお問い合わせください。