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物理学専攻

独創性を重んじる研究第一主義の伝統

理学部物理学科は1931年に大阪大学初代総長長岡半太郎博士によって創設され、当時勃興した量子論に基づいた物理学研究の中心として、数々の輝かしい業績がここで誕生しています。
因習にとらわれない、自由で生き生きとした雰囲気、独創性を重んじる研究第一主義の伝統は今も引き継がれ、活力の大きな支えとなり、教育面にも反映し、各界に建設的で有能な人材を数多く送り出す要因となっています。

1995年度から、大学院重点化により理学部物理学科の講座を再編成し、5つの大講座(物性物理学、素粒子・核物理学、基礎物理学、量子物理学、学際物理学)を基幹講座として、新しく大学院理学研究科物理学専攻がスタートしました。
学内の研究所、センター、研究科付属実験施設の構成員を含めた5つの協力講座(素粒子・核反応学、加速計測学、極限科学、非平衡物理学、高強度レーザー科学)を構成し、研究・教育のネットワークを強化しています。
また、独立行政法人理化学研究所と協力して研究・教育を進めています。

入学定員は、物理学専攻:修士68名、博士33名です。学部3年生から大学院に入学できる、いわゆる「飛び級」制度を1991年度から実施し、今までに13名を合格させました。
物理学専攻では、今後もこの制度を継続していきます。

また、2003年度から2007年度まで、文部科学省「21世紀COEプログラム」の主幹組織を務めました。
2008年度からは、数学専攻と協同して、文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」の「数物から社会に発信・発進する人材の育成」を推進しています。2010年度からは、文部科学省「グローバル30プログラム」の一貫として英語を教育言語とする「国際物理特別コース」を開設しました。

振動・干渉・ヒッグス粒子

図:振動・干渉・ヒッグス粒子