図. 2層カーボンナノチューブ(DWNT)から単層グラフェンナノリボン(sGNR)を作製する方法。赤・青部分がそれぞれ炭素原子層一枚で構成される。 (a) アニールで欠陥を作製 (b) 超音波でアンジップ。欠陥から開き始める (c) DWNTが完全にアンジップされ、(d) 平坦な2層グラフェンナノリボン(dGNR)が得られる。(e) さらに超音波処理を進めると2層のGNRが剥がれはじめ、(f) 2枚の単層グラフェンナノリボン(sGNR)が得られる。外側のCNTから得られたsGNR(赤)は内側からのもの(青)よりやや幅が広い。