兵庫県立大学大学院理学研究科の稲木美紀子教授、大阪大学大学院理学研究科の松野健治教授らの研究グループは、消化管の複雑な形態が作られる仕組みを解明しました。消化管の左右非対称なねじれと前後方向への伸長が、それぞれ別の遺伝子によって制御され、それらが同時に起こることによって複雑な形状を作り出していることがわかりました。本研究成果は、国際科学誌PLOS Genetics誌に掲載されました。
図:消化管の形は形態変化の組み合わせによって作られる
本件に関する問い合わせ先
大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻
教授 松野 健治(まつの けんじ)
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