早稲田大学理工学術院総合研究所 次席研究員の曽超(ちぇんちゃお)、同大理工学術院 教授の浜田道昭(はまだみちあき)、熊本大学大学院生命科学研究部分子生理学講座 講師の中條岳志(ちゅうじょうたけし)、と大阪大学大学院生命機能研究科 教授の廣瀬哲郎(ひろせてつろう)らの研究グループは、5種類のヒト培養細胞の独自の実験データを、新規に構築した情報解析パイプラインで解析しました。この結果、細胞内の非膜構造体形成に関与している可能性がある1,074種類の「抽出しにくいRNA(難溶性RNA)」を同定し、それらの特徴を明らかにしました。
本研究成果は、英国オックスフォード大学出版局によって発刊される『Nucleic Acids Research』(論文名:Landscape of semi-extractable RNAs across five human cell lines)にて、2023年7月19日0時頃(UTC)に掲載されました。
本件に関する問い合わせ先
大阪大学大学院生命機能研究科RNA生体機能研究室/理学研究科(兼任)
教授 廣瀬 哲郎
E-mail: hirose.tetsuro.fbs@osaka-u.ac.jp