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2021/11/25 投稿

サイエンスナイト2021(第5回)を開催しました

2021年11月17日(水)に、理学研究科主催公開講座「サイエンスナイト2021」第5回を開催しました。
今年度第5回の開催となる今回もオンラインのみの開催とし、「ほ乳類の発生工学:マウスの胚を用いてどんなことができるのだろうか」というタイトルで西田 宏記 教授(生物科学専攻)が講義を行いました。(司会:長尾 恒治 准教授(生物科学専攻))
本講義では、白毛のマウスと黒毛のマウスの胚を混ぜて作る白黒縞模様のキメラマウスや核移植によって作る遺伝的に同一のクローンマウス、様々な組織に分化する能力をもつ培養細胞であるES細胞を使って目的の遺伝子のみを壊した突然変異体のマウスなど、様々なマウスの発生工学を紹介しながら、現代の技術ではマウスの胚を操作してどのようなことができるのか解説があり、また、近年ノーベル賞の受賞対象となったiPS細胞やゲノム編集などについても、最新の研究から病気の治療等に応用する際の課題まで解説がありました。
講義後は、チャットにより様々な質問やコメントが寄せられ、活発な質疑応答が行われました。




(写真上から順に 講義スライド、講師 西田 宏記 教授、司会 長尾 恒治 准教授)

なお、今年度最後の第6回公開講座サイエンスナイト2021「エントロピーの測定と物質科学」(12/22開催)についても、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場開催を中止し、オンラインのみで開催することといたしました。
現時点では、第6回のお申込みを受付しています。是非ご参加ください。
(詳細は、こちら