2021年5月19日（水）に、理学研究科主催公開講座「サイエンスナイト2021」第１回を開催しました。
今年度初めての開催となる今回は、大阪府への緊急事態宣言を受け、オンラインのみの開催といたしました。
全６回シリーズの第１回は、「糖鎖と免疫 ～基礎研究からワクチン開発まで～」というタイトルで深瀬 浩一 教授（化学専攻）が講義を行いました。（司会：梶原 康宏 教授（化学専攻））
本講義では、免疫と感染における糖鎖の機能・役割について、糖鎖が自然免疫を活性化する仕組みの解明について説明がありました。
また、この基礎研究を基に実用化を目指した新しいアジュバント（＝ワクチンの効果を高める物質）やがんワクチンの開発について紹介がありました。
講演後は、チャットにより様々な質問やコメントが寄せられ、活発な質疑応答が行われました。

なお、次回第２回（6/16）及び第３回（7/21）の公開講座「サイエンスナイト2021」についても、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場開催を中止し、オンラインのみ開催することといたしました。
第４回以降の講座につきましても、状況によって開催形式を変更もしくは中止する可能性があります。現時点では、第２回以降すべての回のお申込みを受付しています。是非ご参加ください。
（詳細は、こちら）