2025年7月16日(水)に、理学研究科主催公開講座「サイエンスナイト2025」第3回を開催しました。
全6回シリーズの第3回となる今回は、昨年度に引き続き、会場とアーカイブ配信の2通りの方法で行い、「分子物質ネットワークから知性の本質を考える」というタイトルで松本 卓也教授(化学専攻)が南部陽一郎ホールにて講義を行いました。(司会:三坂 朝基助教(化学専攻))
本講義では、飛行機やロボット開発などの例を用い、自然界の現象や生物の機能を模倣することで技術革新が起こってきた歴史について説明がありました。また、近年のAI技術において、自然の神経ネットワークを模倣した計算方法が研究されていることなどについて紹介がありました。後半では、物質そのものが知性を持つ可能性にも触れ、今後の科学技術の発展への期待が高まりました。
講義後は、続々と質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。
次回、第4回は10月15日(水)に開催いたします。現時点では、第4回以降すべての回のお申込みを受付しています。是非ご参加ください。