2025年6月18日(水)に、理学研究科主催公開講座「サイエンスナイト2025」第2回を開催しました。
全6回シリーズの第2回となる今回は、昨年度に引き続き、会場とアーカイブ配信の2通りの方法で行い「高温超伝導体発見の過去・現在・未来」というタイトルで黒木 和彦教授(物理学専攻)が南部陽一郎ホールにて講義を行いました。(司会:松野 丈夫教授(物理学専攻))
本講義では、まず、高校生の時に影響を受けた言葉の紹介とともに物理学の「理論」について説明がありました。
続いて、高温超伝導発見の歴史、銅酸化物やニッケル酸化物を用いた超伝導体の特性、そして理論予測がどのように新発見に繋がったのか等、数式を使わず、図や例を用いながら解説があり、未来技術への応用の可能性についても紹介がありました。
講義後は、続々と質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。
次回、第3回は7月16日(水)に開催いたします。現時点では、第3回以降すべての回のお申込みを受付しています。是非ご参加ください。