2024年10月16日(水)に、理学研究科主催公開講座「サイエンスナイト2024」第4回を開催しました。
全6回シリーズの第4回となる今回も、会場と後日録画限定配信の2通りの方法で行い、「生命の起源に迫る? ホルムアルデヒドからの糖合成」というタイトルで橋爪 章仁教授(高分子科学専攻)が南部陽一郎ホールにて講義を行いました。(司会:山口 浩靖教授(高分子科学専攻))
本講義では、まず前週に発表された今年のノーベル賞についての解説から始まり、次に、橋爪先生がホルムアルデヒドから糖が合成されることに着目した経緯と、ホルモース反応との出会いについて紹介がありました。
続いて、ホルモース研究の第1波 (1970〜1990年) と、第2波 (2000年〜) である最近の国内外の様々な研究について、ホルモース反応が生命の起源であった可能性を含めて解説がありました。
講義終盤には、橋爪研究室(通称『づめラボ』)で行われている様々なホルモース研究について説明があり、関連する出版物の紹介もありました。
講義後は、続々と質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。
次回第5回は11月20日(水)に開催いたします。現時点では、第5回以降すべての回のお申込みを受付しています。是非ご参加ください。