2018年度から続く、海外の大学生を対象とした研究インターンシップ「2024インターナショナルサマープログラム(ISP)」を今年も開催しました!
2024年7月17日から8月27日の約6週間にかけて、海外の大学生17名 が、理学研究科で主催する2024 インターナショナルサマープログラム (ISP)に参加しました。
(参加者内訳:学部生9名、大学院生8名、大阪大学との協定校を含む海外の大学から)
ISPは2018年度から本研究科で独自に始めた海外大学生を対象とした短期研究留学プログラムです。ISPの最大の特徴は、理学研究科の研究室に所属する、もしくは指導教員の元でセミナーを行い研究に取り組むことで、実際の研究学生生活を疑似体験できる点にあります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2020年度は中止、2021年度と2022年度はオンラインで継続していました。2023年度から対面でのプログラムが再開し、今年で6回目の開催となりました。
ISP参加学生たちは、理学研究科の教員から直接研究指導を受けながら、約1か月間にわたり最先端の研究テーマに取り組みました。研究だけでなく、プログラム期間中には、日本人学生による日本語レッスンも受け、日本人学生との交流も深めました。また、生野銀山・永楽館へのエクスカーションや学生交流会も開催し、日本人学生だけでなく参加学生同士や理学研究科の留学生との親睦も深めました。プログラム終盤には、成果発表会が開催され、ISP参加学生は、南部陽一郎ホールにて自身の研究成果を口頭発表しました。その後、修了証が授与され、無事にプログラムを終えることができました。
本プログラムに参加した学生が、今後、理学研究科の正規留学生や理学研究科との国際共同研究パートナーとして、理学研究科との国際研究ネットワーク構築の架け橋となることを期待します。加えて、ISPにサポーターとして関わった理学部・理学研究科の学生の国際性が涵養されるとともに、彼らの研究留学も後押しすることになれば幸いです。
<2024 ISPのプログラム日程・内容について>
7月16日
学寮への入寮
7月17日
午前:オリエンテーション@南部陽一郎ホール
午後:Science Buddyとの顔合わせ、キャンパスツアー、研究室へチェックイン(指導教員との顔合わせ)
7月18日
本格的に研究がスタート
7月18日〜7月30日のうち計2日間
Science Buddyの日本人学生による日本語レッスン。初級、中級、上級に分かれて実施。
7月20日
生野銀山・永楽館へのエクスカーション (Science Buddyも同行)
8月9日
学生交流会@理学研究科 国際交流サロンD201にて
8月26日
成果発表会、修了式@南部陽一郎ホール
送別会@カフェテリア らふぉれ
8月27日
研究室からチェックアウト
8月28日
学寮から退寮
※過去の開催報告記事はこちらから