2023年7月19日から8月29日の約6週間にかけて、海外の大学生17名 が、理学研究科で主催する2023 インターナショナルサマープログラム(ISP)に参加しました。
(参加者内訳:学部生14名、大学院生3名、大阪大学との協定校を含む海外の大学から)
ISPは2018年度から本研究科で独自に始めた海外大学生を対象とした短期研究留学プログラムです。ISPの最大の特徴は、理学研究科の研究室(ゼミ)に所属して研究生活を送るため、理学研究科での学生生活を疑似体験できる点です。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2020年度は中止、2021年度と2022年度はオンラインで継続していました。2023年度は、4年ぶりに対面での開催となりました。
ISP参加学生たちは、理学研究科の研究室(ゼミ)に所属し、指導教員からの研究指導を受けながら約1か月間にわたり最先端の研究テーマに取り組みました。研究だけでなく、プログラム期間中には、日本人学生による日本語レッスンも受け、日本人学生との交流も深めました。また、学生交流会も開催し、日本人学生だけでなく参加学生同士や理学研究科の留学生との親睦も深めました。プログラム終盤には、成果発表会が開催され、ISP参加学生は、南部陽一郎ホールにて自身の研究成果を口頭発表しました。最終日には、修了証が授与され、無事にプログラムを終えることができました。
本プログラムに参加した学生が、今後、理学研究科の正規留学生や理学研究科との国際共同研究パートナーとして、理学研究科との国際研究ネットワーク構築の架け橋となることを期待します。加えて、ISPにサポーターとして関わった理学部・理学研究科の学生の国際性が涵養されるとともに、彼らの研究留学も後押しすることになれば幸いです。
<2023 ISPのプログラム日程・内容について>
7月19日
午前:オリエンテーション@南部陽一郎ホール
午後:キャンパスツアー、研究室(ゼミ)へチェックイン
7月20日
本格的に研究がスタート
7月20日〜7月27日のうち計2日間
日本人学生による日本語レッスン。初級、中級、上級に分かれて実施。
8月9日
学生交流会、軽食会@理学研究科 国際交流サロンD201にて
8月28日
成果発表会@南部陽一郎ホール
送別会@カフェテリア らふぉれ
8月29日
修了式@南部陽一郎ホール
研究室(ゼミ)のチェックアウト