名古屋市立大学の青柳 忍 教授、モスクワ物理工科大学のボリス ゴルシュノブ 教授、近畿大学の鈴木 晴 准教授、大阪大学大学院理学研究科の中野 元裕 教授らの研究グループは、サッカーボール型の炭素分子C60フラーレンに閉じ込めた1個のリチウムイオンの運動状態を、テラヘルツ波から赤外線までの広帯域な吸収分光と、理論的な計算により詳細に明らかにしました。今回明らかになったC60内のイオンの運動を利用することで、分子サイズのスイッチや素子などに応用できる可能性があります。またイオンの運動による電磁波吸収は、高分解能なイメージングやセンサー、暗号技術などに応用できる可能性があります。
本研究成果は、「Physical Review B」に、8月20日(水)に公開されました。
C60フラーレン炭素分子のケージ(かご)構造
本件に関する問い合わせ先
大阪大学大学院理学研究科 附属 熱・エントロピー科学研究センター
教授 中野 元裕(なかの もとひろ)
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