2025年3月18日(火)、理学研究科・基礎工学研究科の合同主催で「第7回女性科学者サミット@阪大豊中」を開催しました。
本イベントは、研究者を目指す学生や若手研究者を勇気づけること、女性研究者のネットワーク作りなどを目的に、2018年度から毎年開催しています。7年目となる今回は、教職員から中高生まで57名(男性:18名,女性:39名,中高生:12名)の方が参加しました。
理学研究科からは、
理学研究科物理学専攻の竹森那由多 准教授、
ロート製薬株式会社の稲富(今井)桃子 氏(理学研究科出身)、
基礎工学研究科からは、
京都大学大学院工学研究科技術室の中池由美 氏(基礎工学研究科出身)、
アサヒクオリティーアンドイノベーションズの三好美穂 氏(基礎工学研究科招へい研究員)
をお招きし、研究や仕事の紹介に加え、キャリア形成やワーク・ライフ・バランスの話をざっくばらんにお話しいただきました。
イベント最後の「質疑応答および交流」の時間には、リラックスした雰囲気の中で講演者と参加者が直接会話しながら交流を深めました。
参加者アンケートでは、「『科学者』と一言で表すことができない多様なキャリアを持つ方の話を聞くことが出来ました」「女性教授など1番典型的な成功例の方が登壇されることが多い印象があったが、今回は様々なキャリアを歩んでいる方々のお話を聞くことができてよかった」「講演者の発表の自由度が高く、それぞれのカラーがあって学生でも教員でも楽しめる」などの感想がありました。性別や年齢を問わず、参加者がキャリア形成について考える良い機会になったと思います。近藤忠 理学研究科長の閉会挨拶にあった「このようなイベントを開催する必要がない社会」を目指して、今後も取り組んでいきます。
(文責:理学研究科企画推進本部・山田温子)
イベント参加者の記念写真
(参考)
第7回女性科学者サミット@阪大豊中 開催案内
https://www.sci.osaka-u.ac.jp/ja/event/14897/