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2018/07/11 投稿

湯川秀樹博士の直筆研究日記をホームページで初公開 !

大阪大学総合学術博物館湯川記念室と京都大学基礎物理学研究所湯川記念館史料室は連携して、湯川秀樹博士が大阪帝国大学助教授であった1938 年の自筆の研究室日記「湯川研究室理論コロキウム記録」を、7月 6日から各室のホームページ上で初公開しています。

湯川博士は 1933年に大阪帝国大学理学部講師(兼任)、翌 1934 年には専任講師となり、1936 年から1939年5月まで大阪帝国大学理学部助教授を務めました。この間、湯川博士は素粒子物理学の研究に従事し、中間子論を発展させました。特に、1934年 11 月中間子論第1論文を発表し、この研究成果により1949 年、日本で最初のノーベル賞を受賞しました。

今回、湯川博士が記し残した研究史料を広く一般の方々に知っていただき、科学に対する興味を深めていただくことを目的に、京都大学基礎物理学研究所湯川記念館史料室に保存されている研究室日記のシリーズ15冊から、第 1冊( s04 -19 -01 )の前半をホームページに公開しています。

 

        理論コロキウム記録の表紙

 

 

(公開ページ)
大阪大学総合学術博物館湯川記念室ホームページ
京都大学基礎物理学研究所湯川記念館史料室ホームページ