深谷 英則 助教(物理学専攻・素粒子論グループ)が第32回西宮湯川記念賞の受賞者に選ばれました。本賞は、西宮市から、理論物理学分野における研究を奨励するため、顕著な研究業績をあげた若手研究者(40歳未満)に贈られる賞です。
深谷助教は共同研究者とともに、「カイラル対称性の自発的破れと質量の起源の研究」において、格子ゲージ理論という数値計算手法を用い、カイラル対称性の自発的破れが量子色力学で起こることを世界で初めて説得力のある形で示したことが高く評価され、本賞を受賞しました。
記念賞贈呈式は、平成29年12月16日(土)に行われます。
(参考リンク)
西宮湯川記念事業
第32回西宮湯川記念賞