2020年12月に月探査機「嫦娥5号(じょうが5ごう)」が採取した月試料が、中国国家航天局(CNSA)からの国際貸与により、宇宙地球科学専攻・寺田健太郎教授のもとに届きました。
今回の国際貸与では7組織(6カ国)が承認され、大阪大学はそのうちの1つです。
5月1日(木)には、届いたばかりの試料を前に、寺田教授から近藤忠研究科長へ試料の説明が行われました。
寺田教授は、最先端機器を駆使した独自の手法を用いて月の砂を解析する月研究のエキスパートです。
嫦娥5号の月試料の解析により、月に関する新たな知見が得られるものと期待されます。
寺田健太郎 教授(左) と近藤忠 理学研究科長(右)
証書と月試料
(参考)
大阪大学大学院理学研究科 宇宙地球科学専攻 惑星科学グループ(寺田研究室)