日本科学技術振興機構(JST)が主催する「国際青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプログラム」の支援を受け、2025年1月19日~25日に、ベトナム国家大学ハノイ校科学大学附属高等学校(HSGS)から生徒7名、教職員1名の計8名が大阪大学大学院理学研究科に滞在しました。
期間中、豊中キャンパスと吹田キャンパスにある半導体に関する研究室を訪問したほか、模擬授業を体験するとともに、箕面キャンパスの日本語日本文化教育センターにも訪問し、大阪大学での研究環境や教育環境について学びました。大阪大学茶道部の協力のもと、茶道を体験し、日本文化の奥深さにも触れることができました。また、適塾への訪問を通して大阪大学の歴史についても学びました。さらに、今回はHSGSとの交流を継続している兵庫高校の生徒も招き、豊中キャンパスの研究室と近隣企業(ダイキン工業株式会社)への訪問を通して、共に学びながら友好関係を深めました。
滞在最終日には、大阪大学の留学生、HSGSおよび兵庫高校の生徒が、それぞれの学校および学生生活について紹介し、活発な意見交換を通して相互理解を深めました。
今回来日した生徒たちが、将来の大阪大学の留学生や国際共同研究パートナー、あるいは将来のさくらサイエンスプログラムの引率者となり、新たな国際交流の架け橋になってもらえるものと期待します。
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