令和5年3月17日(金)南部陽一郎ホールにて、深瀬研究科長、各専攻長出席のもと、「大阪大学大学院理学研究科優秀研究賞表彰式」が執り行われました。
本制度は、各年度において優れた研究実績その他特筆すべき業績を収めた大学院生を奨励する目的で、令和4年6月に創設されたものです。本年度は、令和3年と令和4年の2年分、延べ11名が受賞しました。
<令和3(2021)年度受賞者>(敬称略)
専攻 | 氏名 | 研究課題 |
数学専攻 | 辻 寛 | リッチ曲率にかかる凸幾何学と幾何解析学の研究 |
物理学専攻 | 姉川 尊徳 | 量子ブラックホールの研究 |
化学専攻 | 平尾 宏太郎 | 超好熱性古細菌Thermococcus kodakarensis由来N-グリカンの機能解明を目指した合成化学的アプローチ |
生物科学専攻 | 須藤 麻希 | 皮膚疾患の多様な時空間パタンの数理解析を通じた炎症調節機構の解明 |
宇宙地球科学専攻 | 近藤 依央菜 | 重力マイクロレンズ法を用いた系外惑星の研究 |
宇宙地球科学専攻 | 奥 裕理 | 高分解能流体シミュレーションに基づいた超新星フィードバックモデルの構築 |
<令和4(2022)年度受賞者>(敬称略)
専攻 | 氏名 | 研究課題 |
数学専攻 | 後藤 倫 | 固定点の乗数写像と判別終結式 |
物理学専攻 | 藤本 大仁 | モアレ二次元物質における電子物性の理論的研究 |
化学専攻 | 小村 真央 | 金属を含まない有機分子の室温りん光 |
生物科学専攻 | 井元 宏明 | 患者固有モデリングによるトリプルネガティブ乳がんの層別化 |
宇宙地球科学専攻 | 奥 裕理 | 高分解能流体シミュレーションに基づいた超新星フィードバックモデルの構築 |