2022年3月9日（水）、理学研究科・基礎工学研究科の合同主催で「第４回女性科学者サミット＠阪大豊中」をオンライン開催し、学内外から教職員や学生など83名（講演者・関係者10名含む）が参加しました。

第一部「トップサイエンティストから」では、理学研究科の赤井 恵 教授、山口大学大学院創成科学研究科の吉本 則子 准教授から、第二部「若手研究者と研究支援者から」では、基礎工学研究科の古川 可奈 日本学術振興会特別研究員PD、微生物病研究所の中込 咲綾 特任准教授（URA）から、研究や仕事の紹介に加えキャリア形成やワーク・ライフ・バランスの話をしていただきました。

本イベントは、研究者を目指す学生や若手研究者を勇気づけること、研究者が互いの研究を知り交流を深めることを目的に、2018年度から毎年開催しています。今回は、新型コロナウイルスCOVID-19の感染拡大を受け、昨年度に続きオンラインで開催しました。

参加者アンケート（回答率63％）によると、回答者の78％は女性、22％は男性で、年代は20代が20％、30代が15％、40代が33％、50代が17％、60代以上が13％と様々な年代の方が参加されたことがわかりました。自由記述欄では「ご自身のキャリアと研究内容の組み合わせの発表は興味深かった」「様々な立場、キャリアの方の話が聴けて良かった」「とても勇気づけられた」「オンラインで気軽に参加できた」といった回答をいただきました。また、今後取り上げると良いテーマや開催方法、男性研究者や学生も参加や発言をしやすい雰囲気作り等についても貴重なご意見をいただきましたので、今後に活かしていきます。
（文責：理学研究科企画推進本部・坂口 愛沙）

（参考：第４回女性科学者サミット＠阪大豊中　開催案内）
https://www.sci.osaka-u.ac.jp/ja/event/10098/
（写真：講演の様子と記念写真（一部））