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イベント
2020/02/20 投稿

【延期】第12回 理学研究フォーラム/第11回 研究交流セミナーのご案内 

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【重要】新型コロナウイルス感染症に伴うセミナー延期について (2020(令和2)年228日掲載)

本セミナーにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を踏まえ、誠に残念ながら開催を延期することとしましたので、お知らせ申し上げます。

本セミナーへのご参加を予定されていた皆様には、心よりお詫び申し上げます。

新たな日程につきましては決定致しましたら、改めてWebサイト等でご案内させていただく予定です。

ご了承いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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【延期】第12回 理学研究フォーラム/第11回 研究交流セミナーのご案内

「大阪大学の理学研究科って、何を研究しているのだろう?」
そんな素朴な疑問は、年に一度のランチョン交流会で解消しましょう。
思いがけない研究のアイデアやコラボレーションが生まれるかもしれません。

今年は、2020年3月5日(木)に開催します。(延期)
ランチョン交流会を兼ねた各専攻・センターからのポスター発表会では、軽食をとりながらフリーディスカッションを行います。
→ポスターリストはこちら(準備中)
また、講演会では、3名の講演者からそれぞれ、植物の成長の仕組み、スロー地震、研究型インターンシップに関する話題を提供していただきます。

本企画は、企業-大学間および学内の交流を増やし、新しいアイデアとイノベーションを生み出すことを目指して開催しており、どなたでも参加できます。
是非ご参加ください。

ご参加にあたっては、こちらの登録フォーム(準備中)より参加登録をお願いします。
当日参加も歓迎いたします。参加費は無料です。

日時
2020年3月5日(木)午前10時より(延期)

場所
理学研究科J棟2階南部陽一郎ホール
(参考:豊中キャンパスマップ・理学研究科マップ

対象
教職員・学生、企業関係者、一般の方

主催
大阪大学大学院理学研究科 研究企画推進部

講演要旨

1.「植物の成長の仕組みに関する研究と、生命に関して考えていること」
柿本 辰男(生物科学専攻)
  多細胞生物は同一のゲノムを持った細胞から成り立ちますが、発生の過程では、それぞれの細胞が正しい配置をとることで形が出来てきます。これは、細胞のコミュニケーションがあることと、それぞれの細胞が運命を決めていくことによって可能となります。私たちは、植物の発生に関わる細胞間コミュニケーション分子、その受容体、またこれによって制御される遺伝子の発現の研究を行なっており、その紹介をします。また、自分の研究に限らず生命について様々考える問題について話題提供し、他分野の方の考えを伺えたらと思います。

 

2.「スロー地震とは何か」
波多野 恭弘(宇宙地球科学専攻)
  地震は、プレート境界や断層が急激に滑ることで地震波を放出する現象です。したがって、「なぜ急激に滑るのか」「ゆっくり滑ってくれれば地震波が出ないで済むではないか」と考えるのは(人間の勝手ではありますが)自然な発想でしょう。実は21世紀に入ってから、地震波をほとんど出さない新種の地震(スロー地震)が次々と発見されており、 地震がかなり多様な自然現象であることが分かってきました。本講演では、観測によって分かってきたスロー地震の姿を簡単に紹介し、それらが摩擦運動の安定化・不安定化という観点からいかにして物理的に理解されうるかについて展望をお話しします。

 

3.「学生、大学、企業それぞれにメリットがある研究型インターンシップ」
藤森 義弘(一般社団法人産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE))
  大阪大学を含むトップ17大学とグローバル企業37社のコンソーシアムにおける研究型インターンシップについて、過去5年間の約400件の実施例を踏まえ、学生、大学、企業それぞれにどのようなメリットがあるか、イノベーション創出と人材育成の観点からご紹介します。学位取得時までに開発していただきたい、トランスファラブルスキル”RISE”に言及し、インターンシップを通して見えてきた博士人材に対する期待像についてお話します。

 

※当日は、理学研究科大学院生による研究成果発表会「基礎科学研究者養成プロジェクトおよび大学院オナー特別コース履修生 研究成果発表会」も併せて開催いたします。(発表会としては中止)