第1回茨木市相馬芳枝科学賞イベントが、11月8日(土)、9日(日)の2日間にわたり、茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)で開催され、理学研究科技術部が実験ブースを出展しました。このイベントは、茨木市内在住在学の児童・生徒による自由研究の表彰・公開展示、優秀作品のプレゼンテーションにあわせて、科学に触れる事ができる実験ブースを設ける事により科学教育の振興を図ることを目的として開催されたものです。理学研究科技術部では過去に彩都サンデーサイエンス2010、2011に出展した経緯から、今回この新規イベントの主催者より依頼を受ける形で出展参加しました。
出展テーマは「水性ペンの色を分ける実験~ペーパークロマトグラフィー~」というタイトルで、水性ペンの色がろ紙やコーヒーフィルターによって分離する様子を観察・記録し、それぞれの違いや共通点について考察して貰える様にしました。また分光光度計による実演なども合わせて展示・解説を行い、色の見える仕組みを知ることから科学の一端を体験して貰い、ブースを訪れた子供たちに科学の不思議と感動を伝えることが出来ました。
ペーパークロマト体験の様子 分光光度計による実演風景