１０月４日（木）に、駐大阪・神戸アメリカ総領事館との共催により、チャールズ・エラチ博士（NASAジェット推進研究所　元所長）による特別講演会を開催しました。

本講演会では、エラチ博士が携わった火星探査ミッションや宇宙探査により明らかとなった惑星のお話など、実験映像や火星探査機が火星に到達した時の映像等を交えお話いただきました。会場となった南部陽一郎ホール（理学研究科教育研究交流棟）には、学生、教職員など約１７０名が参加し、熱心に話を聞いていました。質疑応答では、多くの学生から質問が飛び交い、とても有意義な時間となりました。また、エラチ博士から、たとえ難しかったとしても自分が楽しいと思える事にチャレンジして欲しいと温かいエールをいただきました。講演の最後に行ったサイン会では、多くの学生がエラチ博士のサインを求め列をなしました。

講演会の後は、教育研究交流棟にある研究室をご案内し、本研究科教員が研究内容や宇宙探査機搭載を目指し開発したマルチターン飛行時間質量分析計「MULTUM」の紹介を行いました。

その後、学生有志との意見交換会を実施し、学生は、直接お話を聞ける貴重な機会を逃すまいと積極的に質問をし、とても刺激を受けた様子でした。

今回の講演会は、本学にとって非常に有意義で素晴らしい時間となりました。