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2014/05/22 投稿

附属先端強磁場科学研究センター開所式を開催しました

5月20日(火)午後1時より、理学研究科附属先端強磁場科学研究センター開所式を開催しました。

同センターは、超強磁場・超高圧・極低温の複合極限環境を実現しつつある現在、強磁場を中心とする新しい物性研究を進めていく必要性を踏まえて、平成26年4月1日付で、理学研究科附属先端強磁場科学研究センターとして新たに設置したものです。

当日の開所式では、他大学・他機関から強磁場に係る関係者や大阪大学名誉教授、理学研究科教職員など、約190名の参加がありました。

はじめに、萩原 政幸センター長からの挨拶のあと、除幕式が行われ、その後、内覧会として、世界のパルス強磁場施設と同規模の大型コンデンサーバンクシステムと強磁場共同利用棟の見学が行われました。

記念式典では、篠原 厚 理学研究科長の開会の辞、岡本 和久 文部科学省研究振興局学術機関課課長補佐の祝辞を経て、萩原センター長からセンターの概要説明がありました。

式典後に行われた記念講演会では、伊達宗行 大阪大学名誉教授より「磁石の歴史」、大貫惇睦 大阪大学名誉教授より「強磁場を使った重い電子系の物理」、金道浩一 東京大学物性研究所教授より「強磁場コラボラトリー計画について」として、強磁場にかかる歴史から将来計画に至るまでの講演が行われました。

その後の祝賀会では、相本三郎 大阪大学理事・副学長の祝辞の後、本河光博 東北大学名誉教授の乾杯で始まり、多くの語らいがあった後、3名の来賓の方々からの挨拶がありました。センター発足を祝う和やかな一時の中、今後のセンターへの期待の声が多く寄せられました。

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        除幕の様子                  内覧会の様子

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    篠原 厚 研究科長からの挨拶        萩原 政幸 センター長の概要説明

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   伊達 宗行 大阪大学名誉教授の講演