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2014/05/08 投稿

湯川秀樹先生愛用の黒板を設置しました

日本人初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹先生が、米国コロンビア大学での研究活動に使用されていた黒板を、この度大阪大学が譲り受け、湯川先生と関係の深い理学研究科(H棟7階コミュニケーションスペース)に設置しました。

湯川先生は、1933年から1939年まで、大阪大学の前身となる大阪帝国大学理学部で講師、助教授として物理学の研究に従事し、講師時代に「中間子論」を発表しました。数年後中間子が発見されるに至り、この業績に対して1949年、ノーベル物理学賞が授与されました。

理学研究科では、湯川先生と同じように、学生や若い研究者たちがこの黒板により議論を深め、新たな知見が導かれ、新しい学問を築いていくことを期待しております。

なお、同黒板は、一般公開時を除いて、一般の方々はご覧いただくことができませんので、その旨ご了承お願いします。

湯川秀樹先生愛用の黒板を設置 湯川秀樹先生愛用の黒板を設置